Webサーバーの管理の仕方を勉強しはじめた金沢です。まだまだよくわかっていないところが多いですけど、忘れないうちにメモしておきます。
今までFTP接続でディレクトリやファイルを編集していましたが、SSHという通信手段をはじめて使いました。SSHクライアントは「Tera Term」というソフトを使いました。Windowsの端末からLinux系のサーバーにSSHで接続できるソフトのようです。操作はコマンドラインになります。
そのような環境におけるコマンドラインの基本操作と、よく使ったコマンドをいくつかメモしました。
コマンド入力時の基本操作のメモ
コマンド入力可能な状態になると、カーソルの手前が「$」になります。コマンド実行中など、コマンドを受け付けないときはキーボードで何を入力しても反応してくれません。温かく見守っていましょう。
また、コピー&ペーストをしたいときに「Ctrl」+「v」を押してもペーストできません。ペーストするには右クリックをすればできます。更に、コマンドラインに表示させた文字列をドラッグした状態で右クリックすると、選択した文字列をコマンド入力にコピペしてくれます。
コマンド入力時に「↑」キーを押すと、前回入力したコマンドを表示してくれます。さらに「↑」を押すことで、もっと過去の入力から選択できます。同じ処理を繰り返すときに便利です。
あとは、言うまでもないことかもしれませんが、「Enter」キーで入力したコマンドを実行します。
よく使うコマンドのメモ
cd
入力例: $ cd ディレクトリ
ディレクトリを移動します。ディレクトリ名から入力すれば相対パスのように認識されまして、スラッシュ( / )からはじめれば絶対パスになります。どこでも一気に跳べるわけですね。ディレクトリの入力を「../」とすれば、一つ上のディレクトリに移動できます。
ls
入力例: $ ls
現在のディレクトリにあるファイルとディレクトリの名前を全て表示します。「cd」で相対的に移動する前に「ls」で確認すれば間違えないですね。
cat
入力例: $ cat ファイル名
ファイルの中身を表示します。見るだけです。基本的にディレクトリ名やファイル名の入力は、相対・絶対ともに使えるようです。
vi
入力例: $ vi ファイル名
ファイルの中身を編集します。但し、編集モードもまたいつものテキストエディタとは使い勝手が違います。編集モードのメモはまた別に残します。
mv
入力例: $ mv 移動元のファイルまたはディレクトリ 移動先
ファイルやディレクトリを移動します。
cp
入力例: $ mv コピー元のファイルまたはディレクトリ コピー先
ファイルやディレクトリをコピーします。
rm
入力例: $ rm ファイルまたはディレクトリ名
ファイルやディレクトリを削除します。「$ rm /」で実行するとサーバー上から全てのファイルとディレクトリが削除されてしまいますので、気をつけましょう。
find
入力例: $ find / -name=”ファイル名”
ファイル名が一致するファイルを全ディレクトリから探して、絶対パスを表示します。「/」の代わりにディレクトリのパスを入力すれば、そのディレクトリから下を検索します。
df
入力例: $ df
ディスク容量を表示します。最大容量、使用中の容量、残りの容量がわかります。
exit
入力例: exit
コマンドラインを終了します。ということで、よく使うコマンドのメモも終了します。
あとがき
コマンドラインでの操作は大学時代に授業で1回か2回くらい触ったことがあるくらいでしたので、ほとんど覚えていませんでした。しかも今回のLinux系のコマンドラインは、Windowsのコマンドプロンプトとは多少異なるところもあり、初心者丸出しです。
それにしても、コマンドラインでの操作とはプログラマーっぽくて、なんとなくカッコいいですよね。がんばってマスターしましょう。
金沢